冷蔵庫など向けの温度管理IoT「温度っち」
MEEQ導入の決め手は「短納期」「使いやすいコンソール」

IoT mobile株式会社 様

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導入サービス

MEEQ SIMインターネット接続

MEEQ SIMインターネット接続

IoT mobile株式会社の「温度っち」は、冷蔵庫や冷凍庫、保冷車にとっての生命線である温度を、24時間365日休みなく監視できる温度管理ソリューションです。多数のセンサーで取得した温度データは、親機が集約して「MEEQ SIM」経由でAmazon Web Services(AWS)クラウドへ送り、そこで管理します。
親機とAWS間の通信手段に「MEEQ」を選んだ理由について、同社代表取締役の原田和政さんは明快に「『短納期』と『使いやすいコンソール』の2点」と説明してくれました。さらに、食品工場は市街地から離れた地区にあることが多く、通信条件の良くないそうした場所でも安定して通信できる「MEEQ SIM」は、見込み顧客の「温度っち」導入を後押ししました。
こうしたMEEQの特長は、コスト削減メリットだけでなく、安心して「温度っち」導入に踏み切れるうえ、お客さまを待たせないことにつながり、顧客満足度の向上が期待できます。

IoT mobile株式会社 代表取締役 原田和政 さん

IoT mobile株式会社 代表取締役 原田和政 さん

課題/ソリューション

課題
  • 冷蔵庫や移動する保冷車向けに、低コストな温度管理ソリューションを提供したい
  • 導入するお客さまを待たせたくない
  • 多数の導入済みSIMを効率良く管理したい
ソリューション
  • 低コストで手間なくLTE-M通信が利用可能になる、MEEQ SIMの柔軟な料金プラン
  • 在庫を抱えずとも迅速にサービス提供できる、短いSIM納期
  • 圧倒的に優れていて、使いやすく見やすいコンソール

「温度っち」:リリースから1年半で100社以上が導入

「温度っち」は、冷蔵庫や冷凍庫、保冷車などの温度を自動的に計測し、記録・監視・管理するクラウド型IoTソリューションです。食品衛生管理に関する国際的な規格であるHACCP(ハサップ)の「7原則12手順」に則った管理が行えて、HACCP対応帳簿を出力できるなど、温度管理が欠かせない食品分野で強力なツールとなります。
「温度っち」の主な構成要素は、冷蔵庫などに取り付ける「温度センサー」(子機)、複数の子機から得た温度データをまとめて外部へ送信する「ゲートウェイ」(親機)、温度データを整理してユーザーに見せるシステムが動くAWSクラウド、という3つ。親機と子機の無線通信には免許不要の920MHz帯を使い、最大250mほど離して設置できます。親機1台に最大150台の子機が接続可能です。
親機とAWSクラウドは、「MEEQ SIM」によるLTE回線でつなぎます。

温度っち構成図

同じような目的の温度管理サービスは、すでに複数存在します。原田さんは「そのなかでも『温度っち』には、必要最低限の機能に絞りつつも、現場の『あったらいいな』の声に寄り添ったソリューションという特徴があります」と説明しました。こうした狙いが奏功し、顧客はレストランチェーン、スーパーマーケット、ホテルなど幅広く、現時点の導入数は約100社に上ります。

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MEEQは、とにかく
「納期が短く、使いやすい」

食品を取り扱う事業者にとって、温度管理ソリューションは必要不可欠なもの。しかし、適切に温度管理したところで、売り上げにはつながりません。利益を直接生み出さない以上、いかに安く運用できるかがポイントになります。
そんな土俵で競合と比べられる「温度っち」は、子機1台当たり税別月額350円から運用できる低コストが魅力です。そして、MEEQが柔軟な料金プランでその魅力を支えています。

ただし、原田さんは「料金だけがMEEQ選定の理由でない」 と話します。MEEQを選んだ決定打として、特に「極めて短いSIM納期」と「優れた操作性の管理コンソール」の2点を挙げました。

短納期がもたらすメリット

SIMの短納期には、「発注をかけてから最短で3日から4日後に届く」ので、「(『温度っち』の)顧客から依頼されたらすぐに端末の発送ができ、待たせずに済む」(原田さん) というメリットに直結します。発注から間を置かずに納品されるMEEQ SIMでは、あらかじめSIM在庫を確保しておく必要はありません。在庫がなくても、依頼を受けてすぐ現場に設置できます。IoT mobileの在庫リスクを解消しつつ、顧客への素早い対応を可能にする、大きなメリットです。

「温度っち」の開発段階では他社のSIMを使って実証実験までしたにもかかわらず、納期の長さがネックだったため、MEEQ SIMへ切り替えてからサービスを提供開始しました。

圧倒的に優れた操作性

管理コンソールの操作性については、MEEQのものが簡単で使いやすく、原田さんによると「他社のコンソールより圧倒的に優れている」とのこと。
具体的には、各SIMの通信データ残量がリアルタイムに一目で分かったり、残量の少ない順番でソートできたりして、顧客の使用状況に応じ臨機応変に調整しやすい、と評価しています。各SIMに名前を付けて管理できる機能や、SIM注文と請求書発行がその場で行えることも高評価の要因でした。

MEEQコンソール

安定した通信がもたらす、「安心した導入」

食品工場は市街地から離れた場所にあることが多く、通信環境が決してよくありません。「温度っち」に温度管理を任せたいものの、原田さんによると「きちんと通信できるかを心配されるお客さまが、多くいらっしゃいます」とのことです。
そうした顧客も、試験的に使った「温度っち」が問題なく通信すると体感し、安心して本格導入へ進みます。
すでに100社以上が導入した「温度っち」には、北海道から沖縄まで全国のさまざまな地域で、安定して運用されている実績があるのです。

今後の発展ソリューションや新サービスでも、使うSIMはMEEQ

顧客が順調に増えている「温度っち」は、温度のみが対象のソリューションです。食品業界では温度だけでなく湿度も管理したいとの需要があり、IoT mobileには「温度っち」を発展させた湿度対応ソリューションのリリース計画も具体的に進めています。

もちろん、この新ソリューションでも、使用するSIMはMEEQです。

さらに、開発を進めているまったく新しいサービスでも、SIMを当初予定していたものからMEEQ SIMへ切り替えました。「温度っち」で実感した、MEEQの「短納期」と「優れたコンソール」が切り替えを後押ししました。
IoTソリューションを展開するにあたり、MEEQの強みが発揮された導入事例ではないでしょうか。

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導入企業様情報

IoT mobile株式会社

IoT mobile株式会社

プロジェクト担当者部署・役職: 代表取締役 原田和政 さん
ウェブサイト: https://iotmobile.jp/

  • 事業内容:自社開発ハード・ソフトによるIoTソリューションの提供
  • 導入サービス:冷蔵庫・冷凍庫向け温度管理IoTソリューション「温度っち」(https://www.ondotchi.com/